MacUIMでキー配列定義ができるらしい
egbridgeが販売終了して、Mac OS X上でQwertyローマ字,JISカナ以外の入力方式を使うための数少ない環境がなくなった。
私が使っている弓配列もegbridgeで実装していたから、これからは別の方法が必要になる。
新JIS・月 キーボード配列 5打鍵目#93によると、MacUIMのAnthy/Kanaモードで月配列が使えるらしい。
(定義ファイル(.uim)をホームディレクトリ(~/)に置いて、モードを「かな」に設定して再ログイン。)
書き換えて試してみたところ、2つの点においてegbridgeのローマ字カスタマイズより自由度が高いことがわかった。
1つは、数字段が使えるということ。
もう1つは、入力のキャンセルができるということ。
ローマ字入力でいえば、<k> を入力すると "k" が出力されるが、その後 <a> を入力すると、 "k" が キャンセルされて "か" が出力される、というようなこと。
かな系配列なら、濁点後置が実装できることになる。
「っぁ → つぁ」というようなことも可能になりそうだ。
※追記 [2008-03-05]
私の環境だと何故かカタカナ変換(カタカナとして確定)が動作しない。
カタカナ変換は多用しているのでこれが使えないのは困る。
原因は今のところ不明。
※追記 [2008-03-11]
MacUIMは、特殊な記号類も出力可能らしい。
かなりの記号が使えるようだけど、ハートマーク(♥)は使えなかった。
MacUIM定義ファイル関連:
- http://members.at.infoseek.co.jp/hattoushin_uma/data/dot.uim(月配列.uim定義ファイル)
- たま〜に更新 / 2006-09-08 【JIS X 6004 に戻りました】